西からの風

フランスとイギリスで海外生活は33年。娘は大学卒業後、日本在住。旦那と2人暮らし。還暦過ぎたおばさんが、覚え書きにとブログを再開しました。おばちゃんの独り言にお付き合いください。

カテゴリ: 英語

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  日本相撲協会が弟子の暴力行為に対する責任で
  元白鵬の宮城野親方に、
  2階級降格と減俸処分を命じたというニュース
   降格って解雇、引退(退職)勧告に次いで3番目に重い処分だって

  こちらBBCでも 取り上げられてました。




この中で気になったのが、

sumo stable と  stablemaster


A year later, he took command of his sumo stable,
where young wrestlers are trained,
and became known as stablemaster Miyagino.


相撲部屋が sumo stable
親方は stablemaster


“部屋”がStableとなるのにびっくりです。


Stable と聞いて一番最初に頭に浮かぶのは
名詞として、イエスキリストが生まれたとされる“馬小屋”
形容詞だと、“安定した“ とか “変わらない”
とかでしょう?


ネットで調べると
出てきました!!

“ある組織、集団に所属する一団、(部屋、クラブ、グループ) ” って

stable  = 部屋


じゃあ ジャニーズ事務所は、

Johnny's Stable ともいえたってこと? (爆)

ダサいわな、これだと。。









 

私の周りの外国人を旦那さんに持つお母さんたちのほとんどは、
子供さんに、生まれた時から日本語で話しかけ、
5歳前後から小学校修了高校卒業まで毎週土曜日、日本語補習校にも通わせている。

彼らからだけでなく、家族やお友達からも、
”どうして娘さんに日本語教えなかったの?“ってよく訊ねられる。


なぜ私は娘に日本語教育をしなかったのか?
バイリンガル、トライリンガルを持つ親御さんにしてみれば、
単なる言い訳にしか聞こえないと思いますが、
理由は簡単です。

①イギリスに生まれ生きるのだから、住んでる国の言葉、英語をしっかりと確立させてほしかった
②私と娘が日本語を話すことで旦那に疎外感を持って欲しくなかった。
当時旦那はずっと家で仕事だった
③私の気力、努力不足


特に①に関しては、私なりの考えがありましたが、
それを確固とした意思としてくれたのは、
偶然出会った、イギリス人に日本語を教えていた先生でした。
彼女の娘さん5歳くらいだっとと思いますは日本語を全く話せなかった。

”日本語を教える立場の人が、自分の子供には日本語を教えない!?
こんなことあり⁉️” と思い、彼女に質問しました。
彼女の答えは私と同じ。
”住んでる国の言葉を身につけるのが1番大事だ“と。


この言葉にどれだけ救われたことか!


そんな私でしたが、
娘が2歳になる前に転機が来ました。
フランス移住です。
2歳3ヶ月で、フランスの幼稚園に通い始めました。
フランスでは 2歳以上で オムツが取れていて、定員に空きがあれば
幼稚園に行くことができました。

“英語をしっかり”って思ってたのに、
結局、他の言語も入る環境となってしまった上に、
私の信条だった“住んでる国の言語絶対主義” 大げさ さえ崩壊しました。
だって、
私はフランス語、全くのゼロ。
旦那でさえビギナー程度。
第3国に住むという難しさを思い知りました。

フランスに住んでた10年間は、
フランス語は学校のみ。 
家では、
英語だけを話し、
テレビは、英語チャンネルだけ私と旦那のためにとしました。


学校の国語(フランス語)の授業は、
親から何の助けもないのに、娘は頑張りました。
語彙や解釈は苦手でしたが、
文法やディクテイションは得意でした。

小学校最高学年CM2の全国共通テスト、
ÉVALUATION NATIONALE DES ACQUIS DES ÉLÈVES EN CM2 
このテスト、今は廃止されてるのかな?フランス在住の方からの情報をお待ちしております。
は、90%近い点数でした。



その当時の娘の英語は、
スペルはメチャクチャでしたが、
解釈、作文はそれなりにできてました。



日本、日本語と触れ合う機会は体験入学。
幼稚園の年中さんから小学5年生まで、
最長で4週間でしたが通わせることができました。
本当にありがたいことでした。


それでも 補習校には通いませんでした。
毎週、土曜日まで学校に行くことに娘は乗り気でなかったし、
私にも気力がありませんでした。

結局、娘の日本語のレベルは
読めない
書けない
簡単な会話なら大丈夫 と言った程度で終わりました。


娘が日本語を習得しなかったことに対して
後悔していない といえば嘘になります。

日本語を巧みに話し、
おまけに本も読み、作文まで書けるという、
完璧な日英、日仏、その他いろいろなバイリンガル、トライリンガルの子供さんを見ると、
羨ましく思うと同時に、ご本人そして親御さんのとてつもない努力に頭が下がります。
私たち親子にはできませんでした。


反面、”住んでる国の言語を大事にする” という観点では、
娘に大きな合格点をあげたいです。
全て娘ひとりで勝ち取ったものです。



日本語は習得できませんでしたが、
娘が日本が大好きです。
日本人の母親を持ってよかった って言ってくれます。

事実、娘は来年度のJETプログラムに応募しました。
11月9日が応募締め切り日でした
日本の学校での英語アシスタントの仕事です。
例年イギリスからは400人ほどの応募があり、 
採用されるのは100人程度というかなりの難関です。
わあああああああ ネイティブの国、イギリスでさえ4倍の競争率!
結果はどうであれ、自ら選んで決めたことです。
本当に本当に、嬉しいです。









無性にマクドナルドが食べたくなる時がある。
ダブルバーガー
アイスクリーム
もちろん 細細ポテトフライ


どこに行っても同じ味がするマック。
馴染みの味の保証はありますから (笑)



旦那の友達が日本に初めて行った時、自由行動で食事を取らなければいけない時は
マックを探して食べたとか!??!
信じられない! 冒険心というのはないの?!



30年前、一番最初にお世話になったホストファミリーの
小学生だった息子さんが
"今日は僕 レストランに行ったんだ!“ って嬉しそうに言うから
どこに行ったのか尋ねたら
"マクドナルド“ って返され、爆笑すらできなかった。。

逆に、ホストファミリーが ”今日のお昼は何食べたの“ ってきくから
”マクドナルド“ って答えた。
でも 彼女は首を傾げるだけ!全く通じなかった。

ま く ど な る ど   
ハンバーガー

って何度も何度も言って

やっとわかってくれたのを思い出します。



その時、アクセントは ”ド“  にあることを初めて知りました。



どうしてDが大文字なのかは
Mac とういのが 〜さんの息子 って意味があるそうです。
だからドナルドさんの息子となって、
ドナルドは固有名詞だから 
最初の文字のDが大文字となる というわけ。
ドにアクセントがつくのがわかる気がする


マクドナルド、娘も好きです。
小さい時にいたフランスの”マクド“は 
ほとんどのところで、遊び場がありました。
そこで 2、3時間遊んでた! 
懐かしい思い出です。

娘の子供たちもこのマクドナルドが楽しみとなるんだろうな。
絶対レストランとは呼ばせない
孫の子守りの場所となるんでしょうか?
気の早いかあさんです。。。




 
 

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