西からの風

フランスとイギリスで海外生活は33年。娘は大学卒業後、日本在住。旦那と2人暮らし。還暦過ぎたおばさんが、覚え書きにとブログを再開しました。おばちゃんの独り言にお付き合いください。

カテゴリ: 日本

昨日の続きで、旅行保険の話です。

他の保険会社も当たってみよう ってことで、
Avanti のサイトで調べてみました。
旅行期間2週間、カップル、£5000までのキャンセル補償
すると、£446。
わーーーーーー
Staysure よりかなり安い。

旦那が“お遊び半分”(笑)で、
私と旦那が別々で申し込んだらどうなるのかな と、
試してみたら、
これまたびっくりな値段が出てきました!







私 £112
旦那 £461


旦那1人の保険料の方が
2人分のそれよりも高い!?!?

不思議だあああ。。



実は、私は1人で日本に行きたい!
だって、
旦那が一緒だと好きなことできない。
食べ歩き、楽しいショッピング、名所巡り、友達との再会など自由に気楽にできる
それに、
私1人だったら、娘のアパートに転がり込むことができて、
宿泊費の節約もできる。

でも、
日本大好きの旦那に 
くるな! とはいえないよぉ
娘だって来て欲しいだろうし。


今のところ、11月下旬のフライト✈️を狙ってます。






叔母に頼んでいた娘の戸籍謄本。
昨日無事こちらに届きました。


日本大使館に問い合わせたところ、
この原本1通、コピー1通
と共に、

持っている国籍全てのパスポート原本
それらの和訳文 2通
現住所がわかる書面 (運転免許証、銀行の残高証明など)
それらの和訳文 2通
国籍離脱届 2通

を揃え、
ロンドン日本大使館に予約を入れ、手続きを進めるとのこと。
5月中は卒業試験
6月中は卒業旅行、フォーマルディナーパーティー、卒業式、引っ越し
7月に入ってからロンドン行きとなりそうです。




私ごととして、
先週末から昨日にかけて充実した、
心安らぐ(笑)日々が続いています。

娘の帰省
大谷くんのホームラン
ご贔屓フットボールチームの勝利
TakeThatのコンサート
最初っから最後までおばさまたち、立ちっぱなし!!
まだ余韻にひたってます。
娘と最高の時間を過ごせました。




そのTake That ですが、

なんと日本でgig!
11月18日 東京ガーデンシアターです。


わーーーーーーーーーい

日本の皆さん、

是非是非お出かけください!
熱いコンサートです。







わたしは、
イギリスの永住権を持ってるだけで、
イギリス国籍ではありません。

イギリス国籍はありませんが、
別にこれ!と言って不自由さは感じない。
選挙権はないけれど、
医療、教育、社会保障も受けられ、
仕事に就くこともできます。

ただ、イミグレーション規則が、
どう変わっていくのかは気になります。
合法的に何十年も住み続け、
旦那も子供もいて、
税金も払ってる“善良な移民”を
追い出すことはしないだろう、できないだろう とは思っていますが、
人権擁護の名の下、
違法滞在してる人さえ、なかなか国外追放出来ないんだもの。
なにがおこるかわかりませんからね。。。





イギリスと日本を比べても仕方ないけれど、
メリットとして、
こちらで年金支給にありつけるのはうれしいです。
それから、持ち家があり、
日本の田舎の家のように、その価値の目減りはまずありません。
貯金すると利子が見込まれるし、給料も上がってます。

反面、
言葉の壁は感じます。
自分も言いたいことの半分も言えない。
それから、”差別されてる“ と感じることもあります。

また、たまに襲ってくる凍りつくほどの孤独感があります。
旦那がいなくなったら1人で全てやっていけるのだろうか?って。

また還暦すぎた今、健康面を考えると、
イギリスの医療体制は不安です。
医者とのアポが取れない。
専門医とのアポに時間がかかるなど。



このデメリットを突き詰めると、
“日本に帰れば?”ってなっちゃう。

そうなると、
60過ぎたオバサンが
就職できる保証はないし、
前にも書きましたが、
年金もらえるのはイギリス政府さんのみで
将来金銭的なことを考えるとこちらがいい。
イギリスを離れてもイギリスからの年金はいただけます。
でもその離れた時点での支給額のままで、額が上がることはない”はず“です。

私たちがフランス在住中に旦那が年金受給者となったのですが、
当時はUKはまだEUに属していたので、彼の受給額は翌年上がってたのに、
アメリカに移住した友達は上がらないと言ってました。今は変わってるかも知れません(苦笑)。
 

それより何より、
”娘がここにいる“、
”私の家族がここにいる“っていうのが大きい。
私、日本に親兄弟いないしね。


だったら、なぜイギリス籍を取らないの!となる。

うーーーーーーーーーん
やっぱり、日本人でいたい。
”日本人だ“って胸張れて、
日本が、日本人であることが誇りだから。
それと、将来の自分が見えないから。
と口実ばかり並べてますがやっぱり根底には、わたしに勇気がない。
今現在の居心地のいい場所を捨てきれない。
ここに生き延びる覚悟がない。


堂々巡りです‼️

が。。。。 


実を言えば、
自分の心の奥の答えをわたしは知ってます。
“将来日本には住まない“
“ここで骨を埋める” と。

だけど、
日本国籍を
“いつだってわたしを日本に戻してくれる“ 万能な印籠代わりとして
保持していきたい気持ちが心の奥の奥の奥底に隠れてます。

国籍を”便利なものの道具“ として扱う段階で、
人はその国籍を持つ価値がない者となるんでしょうね‼️






Netflixで ”深夜食堂“ をみて寝ます。








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