2ヶ月待って9月になった事だし と
旦那は、朝9時に NHS(国民医療サービス)に電話を入れました。


通話案内で
"あなたの前に8人います" と言われて、
待つこと10分。


NHSナンバー
生年月日
名前
住所
を確かめられ、返ってきた言葉は

“今現在、長〜いウェイティング リストです。
またこちらの方から連絡します。”

それだけです。


こんな簡単な返答だから、
彼の前にたくさんいても10分程度で繋がるのよね!


結局 何の進展もありませんでした。


これって手術のアポじゃないんです!
専門医の診察を受けるためなんです。

手術のアポを取る時には、またこれと同じプロセスを踏むわけで。。。
前にも書きましたが、プライベート保険に入っていれば
こういう苛立ちは起きないのでしょうが、
昔人間の旦那は

“俺は NHSのために長年国民保険料を払ってきたんだ。
今更 プライベートに入れ なんて言わせないよ”

“俺より大変な人たちがいっぱいいるんだから待つしかないだろう。
仕方ないよ。
俺は 電話かけたって何も変わらないことはわかってたよ”

って、まあ優等生な言葉が返ってきました。


優先順位があることはわかりますが、
やっぱり心配です。不安になります。
もっと深刻な病気でこんなに待たされては。。



NHSの患者は、
緊急を要する病気 たとえばガン であれば、

目安(目標)の最長待ち日数は

GP (かかりつけ医) から専門医の診察を受け、
癌であるかどうかの判断がおりるまで 28日以内。

がんであることがわかり そこから治療が始まるまで 31日以内。

と定められているそうです。


それがプライベートに加入してたら
診察、検査、治療が早くなるっていうんですから。

1日でも早く治療してもらいたいでしょう、誰でも。
痛みを早く止めてほしい、誰でも。
そうしてほしいなら、それなりのプライベート保険料を払いなさい って。


お金に余裕があって保険加入を躊躇せずできる人、
職場が保険料を払ってくれる人は、
国民医療保険払ってる上に プライベート保険は払ってるんだから
ウェイティング リストの順番割り込みしても
正当です。公平です。
優遇されて当然です。

そうは頭でわかってても、モヤモヤきえないのよね。